【最初に裏当番記す】
やる気が出ないダラダラの一ヶ月間。
お針当番のドール振袖作りは遅々として進まない。
なぜか。
振袖本体を縫うのは色や柄に助けられて結構楽しく進むんだけど、
本体を作った後で、帯やら足袋やら半襟やらの小物類を作るのが
面倒なんだよねー、ということで、今回は小物から先に攻めたのだ。
その結果。
半襟の準備だけで心が折れた。
馬鹿正直に、縫いたい振袖本体の数と同じ本数の半襟、
20本を一度に縫おうとしたりするからだよ。
お針当番の辞書には「ほどほど」という文字がない。
その他、ドール関係以外でも色々あって全体的に落ち込み気味。
オモテも更新する気が起きないし、体調まで変になってきた。
病気、というほどのことではないのだけど。
前よりもお腹をくだしやすくなったとか(腹痛はない)、
何もないところで頻繁に転ぶとか、手に力が入らなくなって、
特に重たくもない、普通に持ったり握ったりできそうなものを
ちゃんと持ちきれなくて取り落とすとか(ペンや書類や
携帯電話やファイルが手から勝手に躍り出ていくように見える)
指が震えてタイプミスを繰り返すとか靴紐が結べないとか。
心身症(というのが正しい呼び名かわからないが)か?これ。
今はちょっとマシになったけど、先週はひどかった。
ブログ(オモテの)を更新しようとしてPCに向かっても
最初の一文字が打てない。タイトルを考えつけない。
書きたいことがないわけではない。ささやかなものだけど、
ネタはいくつか溜めてるのがある。でもPCに向かうと書けない。
だから先週は諦めて仕事から帰ったらすぐ寝る生活をしていた。
PCに触るのはメールチェックだけ。じっさい仕事が忙しかったし。
手が震えて危ないというのを口実に、針も持たなかった。
そんで布団にくるまって小説と漫画本を読んで逃避していた。
小説は浅田次郎の『蒼穹の昴』(超面白かった)、
漫画はPEACH-PITの『ローゼンメイデン』(いまさら)。
と、ここまで書いたところでお針当番記す―
【お針当番記す】
人形者としては「何を今更」な一作、『ローゼンメイデン』を読んでいる。
しかも読んでみようとしたきっかけが例の兄貴※だなんてとても言えない。
(…書いてるだろうが)
※つまりこうだ。
1)お針当番、ニコ動の兄貴こと「いさじ」の歌唱にハマる。
2)「いさじ」の歌う超漢前な「聖少女領域」を聴く。
3)ついでに本家Ver.の「聖少女領域」も聴いてみようと検索する。
4)なんだ、これローゼンメイデンの主題歌だったの?→OP動画試聴。
5)あ、意外と好みかも(OP動画が。歌はいさじVer.の方が好き)。
6)近所の新古書店で原作が格安で売られているの発見。
7)読んでみる←いまここ。
ストーリーは、うーん、普通?
つまらなくはないけれど、無茶苦茶ハマるという程でもなく。
でもドールズは確かにみんなかわいい。主にお洋服が(そこか)。
もしもローゼンメイデンドールのうち一体を手元に置けるとして
お洋服を抜きにして、純粋に中の人の魅力で選ぶなら
お針当番は金糸雀かなあ。服はアレだけどあのおデコがいい。
カナかわいいよカナ。
逆に服はかわいいけれど中の人にはそそられない、というのが
翠星石と蒼星石の双子。グリーンと赤のオッドアイなのもなんだかなー。
ネコのオッドアイと同じ青目・金目だったら惹かれたかもしれない。
翠と蒼の双子、お洋服は文句なしに可愛いんだが。
うちのリトファ多毛リエ姉弟にあれのレプリカを着せてみたいくらい。
―自作は面倒すぎるのでやらないけれど。
根がリカ・ジェニー者であるので、読んでいてつい
「ローゼンメイデンをリカジェニで再現したらどの子がどれか」と
考えてしまう。1/3か1/4スケールであろう球体関節人形を
1/6のソフビドールで再現しようとするのも変な話だけど。
水銀燈はシオンでいいんじゃないかな。
前にキャッスルで出していたピンク目で銀髪の。
それから、髪色も目の色も違うけどCGゴスロリフローラに
雛苺の服を着せたらきっとものすごくかわいいと思う。
しかしでっかい雛苺…。
金糸雀は、リカフレンドのきらちゃんっぽいと思う。
おでこが丸くて広い感じなのが。真紅・翠と蒼の双子は
どのドールにすればいいか考え中。って作るわけではないけど。
余談。
日曜、サンクスフェア東京に行ってきた。
気分が落ち込んでいて行きたくなかったが、
前々からリトファの予約を入れていたし、
家にいても気分が悪化するばっかりなので
なんとか起き上がって出かけてみた。
最終的には、行ってよかった。
ちゃんとリメイク一体、フルオーダー一体注文できたし。
(ひそかに購入していた67サユリをリメイクに出してきた。
オーダーがうまく通じていれば歌姫になって戻ってくる予定。
フルオーダーで頼んだのはきらちゃん。)
買いたかったドール服も買ったし。
「あたギャラ」は眼福この上なしだったし。
それに、ネットで交流させていただいている方にもお会いできたし。
元々、67キサラとキャスコレリエに振袖を着せて連れて行ってたが
お会いできるとわかっていたら、史子姐さんを連れてくんだった。
で、画像なんだが。デジカメ忘れたんだ。
仕方なくつい先週買い換えた新しいケータイで撮影。
まだ操作方法もよくわかってない(着信音さえ変えてない)のに
闇雲に構えて撮ってみる。
そしたら、最近のケータイは進化してるんだなあ。
最新機種じゃなくて、そのひとつ前の機種なんだけど、
顔を勝手に認識してピントを合わせてくれる。
しかも、人形の顔も顔と認識してくれるんだから驚きだ。
こういうカメラって、どこまでを「顔」と捉えてるんだろうなあ。
ネコやイヌに向けても顔をとらえてくれるのか、
たとえば人形でも目鼻のバランスが極端なタイプにも
ちゃんとピントを合わせてくれるのか、色々試したい感じ。
たとえば一旦平面化された顔(ポスターになってる人の顔とか)を
撮影しても、顔にピントが合うんだろうか。
それはさておき。
ケータイには現在、ばしばし撮ってきたかわいい人形の画像が
溜まっている。操作方法がまだよくわからないもんだから、
撮った画像をPCに落とすこともできず、ただニヨニヨと眺めている。
そのうちどうにかして画像をのっける予定。
開場の30分くらい前に来て受付表に名前を書いたのに、
リトファの呼び出しが来たのは2時間後くらいだった
(お針当番の呼び出し順は12番目)。注文を終えたら15時半。
買物客の数はどんどん増えて、レジには長蛇の列ができていた。
16時過ぎに会場を出る。
が、出た途端に方向感覚がわからなくなり、
人形町の駅に戻れなくなる。さ迷い歩いた挙句、
なぜか都営新宿線の馬喰横山駅に辿り着き、
そこから新宿へ出る。ついでにボークスに寄って
予備のボディを買っていこうと思って下車。
ありゃ、新宿ショールームっていつ閉店になったのorz
仕方がない、今度仕事帰りに秋葉原ショールームで買うわ。