すず子とアリさん 比べてみよう!
2007年 11月 16日
【お針当番記す】
小美人のメイメイ&新人リカ族撮影会と並行して、
すず子さんは久々にデフォ服に着替えていた。
ボディ換装して腕が伸びたため、上着の袖丈が足りなくなった。
お針が「手首隠し」の小細工をほどこしている間、
インナー姿で待機のすず子嬢。脚も膝下が伸びたので
ソックスから膝小僧が覗くようになった。
なお、このボディ(ボークスのEBビューティ・ミディAタイプ)でも
このノースリーブシャツはなんの支障もなく着られた。
問題だったのはスカート。このボディ、胸は薄いのに
ヒップと太腿は意外と張っているのだ。
スカートのあきを最大限広げて、やっとヒップの一番太い所を通す。
ウエストのスナップはぎりぎり止められたが、あと2、3mmくらい
外にずらして付け替えたほうがいいかも。
上着を着せて、ロッキンホース履かせて。
ああっ、ソックス片方ずり落ちてたね(汗)。
足りない袖丈は、白のプリーツレースを輪に縫って
内側に着た長袖シャツのレース飾りがこぼれ出た風に
袖口の内側にあらく縫い付けて誤魔化す。
「黒っぽい上着にいきなり白フリルって変じゃないー?」
何をおっしゃるお嬢さん。
こういうジャケットの袖から下に着たシャツのレースが
はみ出てるのは18世紀までの男性服では定番ですぜ。
ディズニー映画のフック船長だって、海賊服の袖から
レース飾りをひらひらさせてるんだから。
「でも、レースだけざくざく縫い付けるのって手抜きじゃ」
なーに、もともとレースの襟飾りや袖飾りってのは
簡単に取り外して付け替えたり洗ったりできるように
あらーく仮止めするものなんざんすよ、お嬢さん。
着物における半襟とかうそつき袖みたようなもんですな。
「海賊で思い出したけど。この服に合う帽子がほしいわ。
ナポレオン風で羽飾りとリボンのついたの。それから、
サーベルと黒エナメルのロングブーツも欲しいわね。」
うーん、サーベルはたぶん調達できるけど
帽子とブーツはもうちょっと考えさせて。
でもきっと、こんな顔をされたら、ナポレオン帽もブーツも
近いうちに貢いでしまうんでしょう。
当番家最古参にして最凶の小悪魔、健在。
すず子さんと、二人目のリカ族・アリエルリカちゃん。
同じ日本産のリカ族で、顔の仕様もほとんど同じ。
でも、髪色と髪型が変わるだけで、えらく違う顔に見える。
(ああ、この写真、アリちゃんの腕と比べると
すず子さんの手がいかにも黄色く見えるなあ。
ボークスボディが黄変しかけているのと、アリちゃんが
まだ新しくてピンクみの肌だから余計に差が目につくけれど
肉眼で見るとここまで黄色くはない)
ちょっと比べてみよう。
まず、アリエルリカちゃん(だんだん人数が増えてきて
名づけが大変になってきた。彼女はもっぱら「アリちゃん」と
つづめて呼んでいる)。彼女はやたらとチークが濃い。
ほっぺたがぷっくりと赤くて、コドモコドモして見える。
これに対してすず子さんは、ごく仄かな桜色チーク。
黒髪の姫カットがちょうどそのあたりを隠すので、
頬の色はあまり目立たない。
同じこげ茶眉・こげ茶まつ毛・紫目のパールピンクリップなのに
すず子さんはやや目が小さく柔らかい印象の目元で、
アリちゃんはやたらと黒目がちに見える、大きくはっきりした
目元をしている。
目元をアップで比較。まずはすず子さん。
どうも、黒目部分が真っ黒ではなく、ごく濃いこげ茶のようだ。
もとからそうだったのか、少し褪色しているのか、よくわからないが。
薄紫の虹彩部分との落差が少なく、ほわっと煙って見えるような
ソフトな表情の目をしている。それを強調するのが、このまつ毛。
一見、リカ族としては一般的なこげ茶のまつ毛なのだが、
よく見ると一本一本がとても繊細で、先端が溶けて消えるように
すっきりほっそり、尖らせて描いてあるのだ。眉毛も同じで
すうっと始まりすうっと終わる。
お針当番、今まではそれがごく普通のリカ族だと思っていたが、
さにあらず。次のアリちゃんの目もとを見てみてほしい。
まつ毛にご注目。ほら、先端がすず子さんほど尖ってないでしょ。
根元が太くて先端が丸く、全体的にくっきりとしたまつ毛と眉毛。
すず子さんもアリちゃんも両方日本産ヘッド。ということは、
両方とも福島の某お城で彩色されたのに、この違いは不思議だ。
すず子さんがロングラッシュマスカラ愛用者だとすれば、
アリちゃんのまつ毛はボリュームマスカラ愛用者のまつ毛。
まつ毛同士の離れ具合も、小さい子のいっぱい広げた指先みたいに
元気に展開した感のある目元だ。
紫の虹彩部分は、すず子さんと比べてやや青みと彩度が高く
黒目部分の面積が大きく、真っ黒で、なぜか表面がツヤツヤしている。
生まれてまだ時の経ってない、赤ちゃんの黒々とした目を思わせる。
で、すず子さんとアリちゃん、お針はどちらの顔がより好みかというと。
やっぱりお針を最初にドールの世界へ導いた、すず子さんの顔なのだ。
導かれたというか、蹴落とされたという感じの一目惚れだったけど。
アリちゃんはコドモコドモしたところが魅力の、リカ族らしいリカ族として
愛しているのだが、すず子さんは、もはやすず子さんという別の生き物。
なにしろうちの最凶危険物だから。
すず子嬢がお針を虜にするもう一つの理由が、髪。
彼女、なぜなんだか異様に髪の手触りがいいのだ。
意味もなく傍に置いて、いつまでも髪をさらさら弄ってしまう。
同じような裾ぱっつんのストレートロングの子を
何度シャンプー&リンスしてやっても、
彼女ほどさらさらと柔らかい髪にはなってくれない。
何が違うんだろう。見た目、普通のサランなんだけどなあ。
小美人のメイメイ&新人リカ族撮影会と並行して、
すず子さんは久々にデフォ服に着替えていた。
ボディ換装して腕が伸びたため、上着の袖丈が足りなくなった。
お針が「手首隠し」の小細工をほどこしている間、
インナー姿で待機のすず子嬢。脚も膝下が伸びたので
ソックスから膝小僧が覗くようになった。
なお、このボディ(ボークスのEBビューティ・ミディAタイプ)でも
このノースリーブシャツはなんの支障もなく着られた。
問題だったのはスカート。このボディ、胸は薄いのに
ヒップと太腿は意外と張っているのだ。
スカートのあきを最大限広げて、やっとヒップの一番太い所を通す。
ウエストのスナップはぎりぎり止められたが、あと2、3mmくらい
外にずらして付け替えたほうがいいかも。
上着を着せて、ロッキンホース履かせて。
ああっ、ソックス片方ずり落ちてたね(汗)。
足りない袖丈は、白のプリーツレースを輪に縫って
内側に着た長袖シャツのレース飾りがこぼれ出た風に
袖口の内側にあらく縫い付けて誤魔化す。
「黒っぽい上着にいきなり白フリルって変じゃないー?」
何をおっしゃるお嬢さん。
こういうジャケットの袖から下に着たシャツのレースが
はみ出てるのは18世紀までの男性服では定番ですぜ。
ディズニー映画のフック船長だって、海賊服の袖から
レース飾りをひらひらさせてるんだから。
「でも、レースだけざくざく縫い付けるのって手抜きじゃ」
なーに、もともとレースの襟飾りや袖飾りってのは
簡単に取り外して付け替えたり洗ったりできるように
あらーく仮止めするものなんざんすよ、お嬢さん。
着物における半襟とかうそつき袖みたようなもんですな。
「海賊で思い出したけど。この服に合う帽子がほしいわ。
ナポレオン風で羽飾りとリボンのついたの。それから、
サーベルと黒エナメルのロングブーツも欲しいわね。」
うーん、サーベルはたぶん調達できるけど
帽子とブーツはもうちょっと考えさせて。
でもきっと、こんな顔をされたら、ナポレオン帽もブーツも
近いうちに貢いでしまうんでしょう。
当番家最古参にして最凶の小悪魔、健在。
すず子さんと、二人目のリカ族・アリエルリカちゃん。
同じ日本産のリカ族で、顔の仕様もほとんど同じ。
でも、髪色と髪型が変わるだけで、えらく違う顔に見える。
(ああ、この写真、アリちゃんの腕と比べると
すず子さんの手がいかにも黄色く見えるなあ。
ボークスボディが黄変しかけているのと、アリちゃんが
まだ新しくてピンクみの肌だから余計に差が目につくけれど
肉眼で見るとここまで黄色くはない)
ちょっと比べてみよう。
まず、アリエルリカちゃん(だんだん人数が増えてきて
名づけが大変になってきた。彼女はもっぱら「アリちゃん」と
つづめて呼んでいる)。彼女はやたらとチークが濃い。
ほっぺたがぷっくりと赤くて、コドモコドモして見える。
これに対してすず子さんは、ごく仄かな桜色チーク。
黒髪の姫カットがちょうどそのあたりを隠すので、
頬の色はあまり目立たない。
同じこげ茶眉・こげ茶まつ毛・紫目のパールピンクリップなのに
すず子さんはやや目が小さく柔らかい印象の目元で、
アリちゃんはやたらと黒目がちに見える、大きくはっきりした
目元をしている。
目元をアップで比較。まずはすず子さん。
どうも、黒目部分が真っ黒ではなく、ごく濃いこげ茶のようだ。
もとからそうだったのか、少し褪色しているのか、よくわからないが。
薄紫の虹彩部分との落差が少なく、ほわっと煙って見えるような
ソフトな表情の目をしている。それを強調するのが、このまつ毛。
一見、リカ族としては一般的なこげ茶のまつ毛なのだが、
よく見ると一本一本がとても繊細で、先端が溶けて消えるように
すっきりほっそり、尖らせて描いてあるのだ。眉毛も同じで
すうっと始まりすうっと終わる。
お針当番、今まではそれがごく普通のリカ族だと思っていたが、
さにあらず。次のアリちゃんの目もとを見てみてほしい。
まつ毛にご注目。ほら、先端がすず子さんほど尖ってないでしょ。
根元が太くて先端が丸く、全体的にくっきりとしたまつ毛と眉毛。
すず子さんもアリちゃんも両方日本産ヘッド。ということは、
両方とも福島の某お城で彩色されたのに、この違いは不思議だ。
すず子さんがロングラッシュマスカラ愛用者だとすれば、
アリちゃんのまつ毛はボリュームマスカラ愛用者のまつ毛。
まつ毛同士の離れ具合も、小さい子のいっぱい広げた指先みたいに
元気に展開した感のある目元だ。
紫の虹彩部分は、すず子さんと比べてやや青みと彩度が高く
黒目部分の面積が大きく、真っ黒で、なぜか表面がツヤツヤしている。
生まれてまだ時の経ってない、赤ちゃんの黒々とした目を思わせる。
で、すず子さんとアリちゃん、お針はどちらの顔がより好みかというと。
やっぱりお針を最初にドールの世界へ導いた、すず子さんの顔なのだ。
導かれたというか、蹴落とされたという感じの一目惚れだったけど。
アリちゃんはコドモコドモしたところが魅力の、リカ族らしいリカ族として
愛しているのだが、すず子さんは、もはやすず子さんという別の生き物。
なにしろうちの最凶危険物だから。
すず子嬢がお針を虜にするもう一つの理由が、髪。
彼女、なぜなんだか異様に髪の手触りがいいのだ。
意味もなく傍に置いて、いつまでも髪をさらさら弄ってしまう。
同じような裾ぱっつんのストレートロングの子を
何度シャンプー&リンスしてやっても、
彼女ほどさらさらと柔らかい髪にはなってくれない。
何が違うんだろう。見た目、普通のサランなんだけどなあ。
by ura_hoshimi
| 2007-11-16 00:34
| お針当番記す