某所で新月予報を出している「星見当番」の裏日記。裏当番&裏テントチームが執筆を担当


by ura_hoshimi

砂と貝殻

【お針当番記す】

土曜の夜。お針母がやってきて、水曜から一週間の間
お針のデジカメを貸してくれろと言う。母と叔母と、
仲よし姉妹二人で台湾に行ってくるのだそうだ。

デジカメを久しぶりに取り出してみたら電池切れ寸前。

「ちちちち、ちょっと待って(汗)」

慌てて充電し、ついでに中を調べて、残っている画像を消した。
そして渡そうとして、そういえばお針と同じくらい泥縄式の母は
どのみち出発前夜にやっと荷造りを始めるのだろうと気付く。

週明けまで待って、と母に言い置いて部屋に戻り、
日曜の夜に大急ぎでドール写真を撮りためた。
夜中の撮影だったので画像は悪いけれど、
夏が終わる前に載せておきたいものもあったので。


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こないだ来た、例のあの子(ローカルネームは、なぜかメイメイ。
漢字で書くと多分、「美美」…)に着せてやれる服が何かないかと
衣装箱をひっくり返し。見つけたのが以前、史子姐さん用に買った
ヴォークスの夏ワンピース。リネン調の淡い砂色の地に白のレエス。

懐かしいな、これは確かすず子さんが急成長(笑)した頃に
買ってきた服だった。もう2年も前か。

史子姐さんとメイメイの髪色はほぼ同じなので、
こういう砂色と白の服はまず間違いなく似合う筈。
着せてみたら色はぴったりだったのだ、が。

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身長が姐さんより2cmほど低いせいで、丈が余ってしまう。
姐さんが着ると、焦茶や白の革サンダルと合わせて
浜辺をお散歩してほしいようなリゾート服なのだが、
メイメイが着ると、真夏用の寝巻きに見える(裸足だし)。

百歩ゆずって、部屋着。ちょっと外には着て行けません。
メイメイ困っちゃう(いつも困っているが)

部屋着だとしても、こんなに腕肩が剥き出しでは
ちょっとはしたないので、こんなものを用意した。

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ミシン用のカタン糸を適当に編んで、はおりものを作ってみた。
カタン糸は50番、レース針は8号。レース用の糸じゃないので
えらく編みづらかった(汗)。平らに置いた状態ではふにゃふにゃで
不定形に見える(置き方も悪いのだが)けれど、

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着せるとこんな感じ。夏向きの、レースのマーガレット。
これ編むんで土曜は徹夜しちゃったよ(汗)。
とりあえず、これ羽織っておけば庭先くらいまでなら
出てもいいでしょう。

早く仕上げたかったので、袖は横着して五分袖にした。
長袖で、肘のあたりからフレアの入った姫袖にしても
素敵だろうと思ったんだが、なにしろ編みづらかったんで
二枚目は当分挑戦しないだろうと思う。

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後ろ丈はこんな感じ。肩甲骨をやっと覆うくらい。
なお、上下を逆にしても着られて、それも結構かわいい。

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この、襟首から脇まで流れる縁編みは、
お針が編み図を見ないでも編める模様のうち、
一番簡単で見映えのする模様。適度に透け感のある
スカラップ模様で、目数の計算がいらなくてラク。

一模様に編みいれる長編みの本数を減らすか、
土台になるネット編みの鎖を増やすかすれば
平らなスカラップにできるのだけど、今回は敢えて、
鎖目の少ない土台に多めの長編みを入れた。
表情のつけやすい、ゆるめのフリル。

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フリルを全部、平らに折り返すとエリザベスカラーっぽくなる。
これはこれで華やかだけど、ちょっとメイメイには似合わない感じ。

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開きかけの花みたいな、これくらいの加減が標準だけど、

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意外といいのが、こうして首・肩・胸に沿わせて
全て内側に、ぺったりと撫でつけた形。
変形チャイナ襟の、レースのショートケープみたい。
あれば、喉もとを小さなカメオのブローチで留めても
昔の避暑地の令嬢風で素敵だと思う。

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明け方の海。潮風にはためくレースのケープ。
浜辺でロケができたらよかったんだけど。
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by ura_hoshimi | 2007-08-21 23:58 | お針当番記す