某所で新月予報を出している「星見当番」の裏日記。裏当番&裏テントチームが執筆を担当


by ura_hoshimi

帰ってきた…ぞ…

【お針当番記す】

帰ってきた…ぞ。京都への小旅行から三日ぶりに関東へ。
そして、何ヶ月ぶりかに裏テントへ。どれだけ放置してたんだ私。

6月1日から3日まで、京都へ行ってきた。
お針当番・お針母・お針叔母(母のすぐ下の妹)の三人旅行。
今回の旅の主目的は従妹の結婚式出席である。
(従妹は、お針のもう一人の叔母―母の末の妹―の娘)

初日は午後に京都入りの後、母・叔母ズと観光。
京都入りするまでは疲れた顔をしていたお針母だが
久々に姉妹が集った途端にスイッチが入りはしゃぎまわる。
お針、ついていくので精一杯。カメラを取り出す余裕さえなし。

2日は年長組を残してお針ひとり別行動。
こっそり鞄に忍ばせてきた娘二人と貢ぎ物を携え、
現地在住のお人形仲間、Yさんに会いに行く。

待ち合わせ場所の素敵カフェ静香に向かう前、
安倍晴明神社に寄って「式神くんあぶらとり紙」を全色仕入れる。
これは表テントで使うため。更に時間に余裕があったため、
道筋にあるお店をふらふら冷やかして歩く。

その中に、「昔ながらの町の手芸屋さん」的なお店があったので
よせばいいのについ入ってしまう。思ったとおり、軍手人形だとか
パステルカラーの夏糸で編んだふくろうのマスコットだとか
オカンアートの数々が並べられていた。

その後ろの棚には十何年前からそこにあるんですかと
言いたくなるような古いリボンや木綿プリントの反物。
ずっと棚晒しで端が色褪せているようなリボンの中に
ちょいとよさそうなベージュ系のチェックがあったので
切ってもらう。幅は2.5センチくらいか。人形用の、
普段着物に合わせる半幅帯にできそうな色柄。

そこでやめておけばいいものを、奥の棚を見たら
これまたちょっといい感じの古っぽい小花模様の
綿プリントを二種類発見。「なんで旅行に来てまで、
ドールドレス用の布を買っているんだ」と思いながら、
50cmずつ切ってもらう。

片方は生成の地に、胡椒粒を散らしたような
黒とグレーのドットが規則正しく並び、そこに
濃い紫の小花が飛んでいる。花や葉に陰影はなく、
判でぺたぺた押したようなフラットなプリント。
ロシアの農家の、若くて働き者のおかみさんが
普段に着るブラウスやエプロンに使っていそうな
ちょっとダサかわいいところが魅力的な柄。

もう片方は薄いピンクにローズ色とブルーの小さな花束の模様。
プリントがかすれてぼやぼやしている。綿ブロードなのだけど、
これで地が綿ジャージーだったらお針当番が子供の頃に
着せられていた、胸ヨーク部分がキルティングになっていて
袖山のところにフリルつきのピンクのパジャマにそっくりである。

「こういうのは出会いだから…」と言い訳しつつ、
買った布をバッグに突っ込んで待ち合わせ場所へ。
Yさんは去年お目にかかった時より髪が長くなっておられた。
当番を幻惑した魔性のセクシーヴォイスと魅惑のえくぼも健在。
用意してきた貢ぎ物はどうにか渡せたが、舞い上がっていたのと
緊張していたのとで、素敵なお店なのに内装を撮影する勇気、出ず。

貢ぎ物はカタリナ・「銀盤のグレース・ケリー」・ビットが「カルメン」を
踊ったときの衣装を模して6分の1サイズで縫ったもの。
(でも実は、胸元のデザインが本物とかなり違っている)
それと、カルメンつながりでスペインの伝統菓子・ポルポローネ。
Yさんからお針へは、噂の「幽霊子育て飴」をいただく。
(この飴については、後日食事当番が書く予定)

カルメンコスチュームは、Yさん宅のブロンド美人「ビットさん」に
ということで縫ったのだが、Yさんは見るなり「キサラに着せたい」と
おっしゃる。Yさんとお針の脳裏に浮かんでいたのは同じ顔だったらしく、
「火消しさんに」と声が重なる。似合いそうだあ、「火消しキサラ」に赤と黒。

美味しい卵サンドイッチで軽くお腹を満たした後、
Yさんお薦めのタルトタタンのお店に向かう。
ここも、可愛いイラスト入りのメニューに可愛い食器、
素晴らしく美味なタルトと目にも舌にも喜ばしいお店だったが
食べるのと喋るのに集中していて、写真を撮ろうと思い立った時には
既に半分くらい食べた後であった。

やっとカメラを取り出すことができたのは、Yさんと巡った3軒目のお店。
去年も訪れた「ソワレ」でのこと。やっと娘ズを取り出せたのもここ。
思えば去年も、このお店でやっと娘ズをお披露目できたのだった(笑)。

お針が連れてきたのは、昨年と同じ小悪魔すずさんと史子姐さん。
前回は振袖だったが、今回は初夏ということもあり、洋装。
テーマカラーはビットさん衣装に合わせて「赤」。二人とも、
赤基調のワンピースを着せた。

Yさんは、杏zの「黒猫」お着物をまとったリカクラ67リエさんを同伴。
あまりの愛らしさ、あまりの魔性っぷりにクラクラしてしまう。
ああ~、リエさんよいなあ。うちにも一人くらいリエさんを、と思って
こまめに探しているのだけど、未だ「この子を是非うちに」という
リエさんにめぐり合えていないので、穴があくほど見つめてしまう。

キサラと同じヘッド、同じアイプリントで眉だけが少しひそめられた、
ちょっと困っているような顔。かーわいいなー。せっかく並べたので
ここぞとばかりにシャッターを切るが、邪念が入りまくりで
撮った写真全てがピンボケだった。


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うちの史子姐さんと、Yさんちの67リエさん in クロネコ。
見事にぼけぼけ。しかも、右肘関節がありえない方向を向いている。
撮影した時に気付かなかったー。不覚。

史子姐さんが着ているのは、去年縫ったワンピース。
「アマポーラのドレス」とか「コクリコのドレス」と呼んでいる。
(アマポーラはスペイン語、コクリコはフランス語の雛罌粟のこと)
左端で見切れているのはすず子さん。


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小悪魔すずを、単独で。アゾンのレトロワンピース着用。
ああ、今気付いた。すずさんも右の肘関節があさってを向いている。

25cmボディのすずさん用に、ウエスト部分で5mmほど折りあげて
総着丈を調節している。Yさんに「魔女っ子みたい」と言われる。
実はお針自身、着せ付けながらそう思った(笑)。サリーちゃんだよね。
白のロングブーツがあれば履かせたいところだったが、
なかったので白いオーバーニーソックスに黒のストラップ靴。

なお、「サリーちゃんの服ってどんなのだったっけ」と
帰ってから検索してみた

なるほど。同じ赤と白で、赤い丸いボタンは覚えていたけど
ノースリーブじゃなかったのね。あまり膨らんでいない半袖に、
カフスが白。スタンドカラーで後ろあき、ベルトでウエストマーク。
白い四角い部分は赤いボタンがついているところを見ると
ヨークではなくて後付けのスペアカラーなのかな。
足元はハイソックスに赤い靴。

うっかりすずさんに同じデザインで作ってやりたくなったけど、やめた。
全く同じじゃなくてもいいや。アゾンのワンピースで充分。
どちらかと言うと、同じ赤の「懐かしアニメなりきり衣装」なら
サリーちゃん服よりもサイボーグ009の戦闘服の方が(^^;)☆\(--;)
すず子さん、赤い服もレトロフューチャーなデザインも似合うからなあ。

あ、さて。
「ソワレ」で人形談義が佳境に入り、Yさんと二人で
主にキサラに関する妄想あれこれで盛り上がる。

来週東京で開かれるキャッスルのリトルファクトリー出張から
植毛前のつるつる頭のキサラヘッドがかわいいという話になり、
そこから「いっそ何もせずにスキンヘッドで連れ帰って
『尼御前キサラ』に」というネタに発展。

「植えてくれなくていいんです、薄青く色付けしてくだされば」
「一休さん(小坊主)キサラというのはどうでしょう」
上記は暴走したお針当番による発言。普通の髪ありキサラでも
ドラマ『大奥』に出てきた尼御前のように髪を薄紫や白の布で
うまく包んで地味な着物を着せれば充分似合いそうだ。

その後、尼僧にしたら似合いそうなフレンドドールの話に。
「リナ様もきっと似合う」「リナ様だと八百比丘尼っぽい」
「八百比丘尼!山岸涼子の世界だあ」だの
「たまきが尼僧姿だとなんとなく背徳の香り」だの
罰当たりなことを(主にお針が)言い合う。

帰ったら絶対、材料を揃えて史子姐さんと青銀髪リナ様に
尼御前コスプレをしてもらおうとしょーもない決意をするお針当番。

ほか、増えてしまった娘たちの話、彼女らに、
例の金魚着物を順繰りに着てもらおうと思っている話などを
お針がし、Yさんには「夢でキサラに変身してしまった話」や
「Yさんちの学ランキサラさんと『小美人』さんが姉妹設定である話」
など数々の爆笑萌え話を聞かせていただく。後者は実に悶絶モノで、
「是非その設定でツーショット撮影を!」とお願いしたくらい。

「ソワレ」を出た後、杏やmomokoを扱っている人形店、
プリティパワーに連れて行って戴く。初めて間近で見る杏。
プーリップやタイニーベッツィ、ブライスもあったしバービーもいた。
杏着物の可愛さ、バービー服のデザイン性とはじけぶりに見蕩れる。
衣装のみ、小物のみで格安になっているものや、バービー本体つきで
値下げしてあるものなどもあった。ダンボールにざっくり突っ込まれていて
そこから発掘するのが楽しい。

発掘しながら、 ちょっとイロモノだったり派手だったりする
バービー服や小物を見るたび、Yさんが「これは火消しさん(用)」と
言うのが可笑しい。火消しさん、あくまでイロモノ担当ですか!
たしかに似合いそうだけど!あんなに美人なのにイロモノ(笑)。

Yさんは、プーリップの誰だったかの付属品だったソファー
(緑と金と黒の、孔雀の羽みたいな模様の織り生地)を
400円でゲット。やはり火消しさん用とのこと。
どんな衣装と設定で載せてくれるのか、非常に楽しみ。

お針当番も、Yさんとお話したお陰で色んな創作意欲・
撮影欲が湧いている(脳が沸いているという説もある) 。
後々のために、アイデア(ネタ)をメモしておこう。

・金魚鉢の中の遊郭 名前は「金魚楼」か「逃水亭」。
長い袂の緋赤の金魚。赤い姫袖のロリヰタ金魚。 唐渡りの金魚。
ブラックシフォンの出目金。 赤白斑。 文化さん金魚。
レトロモダン人魚。ぷち金魚。

・比丘尼な史子姐さんと、八百比丘尼な青銀リナ様
(八百比丘尼が金魚遊女屋の元締だというのもいいなあ。
赤い娘たちの間にあって、元締だけがネオンテトラな青い人魚)

・ミュージカル映画『プロデューサーズ』のショウガール衣装
(‘Beautiful girls wearing nothing but pearls’)

うーん、金魚ネタは、お盆までにはどうにかしたい。
人形用だけじゃなく、人間用も仕上げなければならないのだが。
夜も更けてきたので、一旦送信。この続きはたぶん、週末に。
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by ura_hoshimi | 2007-06-04 01:29 | お針当番記す