某所で新月予報を出している「星見当番」の裏日記。裏当番&裏テントチームが執筆を担当


by ura_hoshimi

プランセスを食してみた

【本編に入る前に裏当番記す】

最近週一回更新すればいい方になっている裏テント日記である。
表も裏もお針カゴも更新が滞りがちになっているというのに、
早ければこの年末から、遅くとも年明けにはもう一つ、
新しいブログを作ろうなんて正気の沙汰か、な裏チームである。
(開設の暁には、お針当番と歌当番が主に担当することになる)

それはさておき。昨日見つけた小ネタ。
長崎バイオパークなる動物園(なのか?行ったことないのでわからない)で
「金色に光るチョウのさなぎ(生きてる)」で飾ったクリスマスツリーが
展示されているという。

(あ、「金色に光る」は「チョウ」ではなく「さなぎ」にかかる。)

くだんの「金色のさなぎツリー」の紹介ページ

記事だけ読んで想像していたよりも、ツリーがちっちゃいなあ。
もっと「どーん!」と大きな(せめて子供の背丈ほど)のを想像していた。
なるほど、さなぎが金色で透明感があって、エナメル素材みたいに
ぺかぺかと光っておる。薄いガラスをふくらませたボール飾りの、
ちょっといびつなもの、といった雰囲気だ。

このさなぎさんは「オオゴマダラ」なる大きなチョウのものだそうだ。
裏当番はチョウに詳しくないので、オオゴマダラという名は初耳だった。
説明によれば、ツリーに飾られたさなぎさんたちは皆「生きてる」そうで、
(しかしこの作り物感全開のツリーに、どうやってさなぎ固定したん…?)
このツリーから羽化したオオゴマダラは、バイオパークの熱帯館で
見られるということで、ある。

はっはっは。すごいアイデア。担当学芸員さんグッジョブ。
「生きたさなぎで飾った、チョウが羽化するクリスマスツリー」
一陽来復という感じで、よろしいんじゃないでしょうか。
でも裏当番なら、さなぎ以外の飾りも金色にして、統一感を出すぞ。

【本日のメイン。食事当番記す】

金曜の夜、仕事帰りに銀座まで行った。
靴を買うのが主目的だったが(宿主どのの靴のサイズはでかいので
いつも決まった店で買う)、もうひとつの目的は「プランセス」を買うこと。
「ペルティエのプランセス」少し前から気になっていたお菓子である。

銀座では、三越の地下にペルティエがある。
夕方遅い時間だけど、プランセス、あるかな…あった♪
ソフトボール大のがひとつ420円。メロン大のがひとつ2100円。
メロン大のには、パウダーブルーのワイヤー入りタフタリボンが
蝶結びにかけてあって、とても愛らしかった。いいなあ。

ソフトボール大のを二つ買って箱に入れてもらい、
一口サイズの「プランセス・べべ」の6個入りも一箱包んでもらう。
ケーキコーナーの隣にある、パン売り場にも惹かれたが
これから靴屋で買い物をして大荷物になることを考え、泣く泣く断念。
次は、パンを買いに来よう。それからサヴァランも。

(ケーキのショウケースの中に、美味しそうなサヴァランがあったのだ。
食事当番はサヴァランが大好きで、売っている店では必ず買う。
サヴァランを売っているケーキ屋さんがもっと増えたらいいのにと思う。)

(余談。一度どこかの店で食べたイチジクのサヴァランは美味であった。
リング型のブリオッシュの、真ん中にあいている穴のところに
ラム酒入りのゆるく泡立てたクリームが載せてあって、その下に
四つ割りにしたイチジクのコンポートが隠れているのだ。
生地にしみこんでいるシロップも、イチジクコンポートの煮汁と
ラム酒をブレンドしたもので、いい香りで美味しかった。)

(更に余談。
「ペルティエ」について検索していたら、日本の「ペルティエ」は
「ユーハイムグループ」であることがわかった。へえぇぇ。
あのバウムクーヘンのユーハイム、というか、森茉莉好きなら
「ロオゼンシュタインのモデルの」と呼びたいユウハイム。
「ユウハイムの系列」「プランセス」「サヴァランも売ってる」
この三点により「ペルティエ」は食事当番の脳内に
「森茉莉系菓子屋」としてしっかり登録された。「プランセス」で
森茉莉アンテナが動いてしまうのは、ある随筆の中に
「これならフランスのマダァム・ラ・プランセス(公爵夫人)
でなくてもできる」という一文があったという、ただそれだけの
理由による。ともかく、次回はペルティエのサヴァランを買うぞ。)

さて本日。紅茶を淹れて「プランセス」の試食である。

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背後の黄色と白の箱が、プランセス。
手前の、焦げ茶のリボンがかかった黄色い箱は、プランセス・べべ。

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例によって、ポットとカップ&ソーサーとお菓子の皿の色柄が
激しくバラバラである。思えばうちには、洋菓子を載せるような
おしゃれな「デザート皿」なんてものがないのであるな。
今度、探して買ってこよう。

ポットとカップの柄がお揃いでないのもこまりもの。
このカップ&ソーサーの柄はかわいくて好きなのだが、
同じシリーズの紅茶ポットのシルエットが気に喰わなかったので、
買わなかった。円筒形で、肩のところが四角かったのだ。
紅茶ポットは中で茶葉がちゃんと回るように、丸くてなで肩のがいい。
中に変な陶器の茶漉し(取り外せる)なんかついてないのがいい。

画像に写っているポットは、雑貨屋さんで見つけた安いもの。
柄が子供っぽい感じだが、形はいい。
色・柄・カップのシルエット・ポットのシルエットと四拍子揃った
究極のティーセットを見つけるまでは、食事当番に
このポット以外の選択肢はないのである、と贅沢貧乏風に言ってみる。

紅茶は、考えた末にストレートにした。茶葉は「キャンディ」。
発音は「キャンディ」だけど綴りはKANDY(スリランカの地名)。
いわゆるセイロン系の、軽い風味のお茶。

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「プランセス」のアップ。白くていかにも柔らかそうに見えるけど、
実際は硬くてサクサクしてる。そのギャップが不思議な感じ。
六時間もかけてじっくり乾燥焼きしたメレンゲに、
バタークリームを挟んで粉砂糖をかけてあるらしい。

どれ、では食べてみようか。…フォークで刺したら細かく崩れた。
上のメレンゲは中がドーム状というか、空洞になっていて
その「天井」が崩壊してえらいことに。美味しいんだけどこのお菓子、
どうやって食べればいいんだ?!

フォークで綺麗に食べるのは無理だと判断した食事当番、
誰も見ていないことを確認して、手で持ち上げて食べた。
姫御前の、いやプランセスのあられもない食べ方である。
「人前で綺麗に食べるのが難しいケーキナンバーワン」の
ミルフィーユよりも強敵だと、食事当番は思った。

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フォークで、途中まで攻めたプランセスの断面。
甘くて、サクサクしてて、ちょっと歯にくっつく。
バタークリームが思ったよりもこってりしてた。

とても甘いが、メレンゲ好きの食事当番の口には合う。
紅茶は無糖・ストレートが正解だと思った。
多分、この甘さにはセイロンよりももっとスモーキーな
キーマンかラプサンスーチョンなんかも合うだろうと思う。

それにしても、細かい欠片が散って大変だった。
あの大きな、リボンのかかったメロン大の方を買わなくてよかった。
あれは二人以上用だと思うけど、一体どうやって切り分けるのかな。
このお菓子を美しく食すには、マカロンサイズの「べべ」を選ぶのが
一番賢いのかもしれないと思った。

まだ、「プランセス・べべ」の箱が未開封でとってある。
「レモン」と「プラリネ」の二種類の味があって、三つずつ入っている。
こちらは1月4日まで日持ちがするというので、来週以降の、
仕事が立て込む時期の心の慰め用に取っておいて、大事に食べよう。
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by ura_hoshimi | 2005-12-17 14:16 | 食事当番記す